令和元年度技術士第一次試験専門科目-機械部門の出題傾向

技術士試験

機械部門の出題範囲

 2019年10月13日に実施されました、技術士一次試験の正答が技術士会より公表されています。問題用紙に解答した番号をメモしている方は自己採点してみて下さい。合否基準は基礎科目、適性科目、専門科目ともに50%以上です。

令和元年度第一次試験の正答はこちら(基礎科目、適正科目含む) ※技術士会のHPに飛びます。

令和元年度の試験問題も公開されています。 機械部門の試験問題はこちら。

 機械部門の出題範囲は、技術士会のHPで専門科目の範囲が材料力学機械力学・制御熱工学流体工学の4つのカテゴリーとなっています。 こちらを参照下さい。

令和元年度の機械部門出題範囲

 2019年度に機械部門で出題された問題を①材料力学、②機械力学、③制御、④熱工学、⑤流体工学で分類してみます。(個人的に機械力学と制御は分けたいと思いましたので5つのカテゴリーとしました。)
 下の表は、出題された問題の分類と大まかな内容を示しています。制御と機械力学を合わせた場合は、制御・機械力学が一番多く出題されていますが、分けて分類した場合は、材料力学⇒機械力学⇒流体力学⇒熱工学⇒制御の順となっています。各分野とも概ね均等に出題されていますね。

令和元年度機械部門出題傾向

 専門科目は25問選択した問題の内、50%以上が合格(2019年時点)となります。そのため、13問以上を正答する必要があります。出題される35問の中で、各分野で少なくとも4問程度は解答できるようにしましょう。できたら、材料力学は出題数が多いので重点的に対策をするようにしましょう。

まとめ

  • 機械部門は、料力学機械力学・制御熱工学流体工学から問題が出題されます
  • 2019年度は材料力学の出題数が最も多い
  • 合格に必要な正答数は13問(50%以上)となりますので、自分の得意科目を見つけて重点的に対策しましょう。