技術士第一次試験-令和2年度機械部門Ⅲ-26解答例

一次試験

 技術士第一次試験専門科目の解答方法は35問出題される中から25問を選択し解答します。(2021年時点) 令和2年度分の技術士第一次試験、機械部門Ⅲ-26解答例を示します。問題文は技術士会のHPからダウンロードしたものを記載しています。

Ⅲ-26問題文

令和2年度技術士一次試験機械部門3-26

Ⅲ-26解答例

 この問題は、理想気体に関する記述について最も不適切なものを選ぶ問題です。①の一般ガス定数は期待の種類によらず一定の値となります。②の比熱比は問題文の通り定圧比熱を定容比熱で割った値です。ちなみに気体では定圧比熱の方が膨張分の仕事がありますので定容比熱より大きくなります(Cp>Cv)。④は記述の通り、温度一定ではP・vは一定となります。⑤は理想気体1molの体積は22.4lで一定になります。③は運動の自由度の関係から多原子分子の方が比熱比が小さくなります。解答は③となります。 計算式等は勉強ノートを参照ください。

⇒勉強ノートはこちら※字が汚くてすみません

 目で見るだけでは、効率が悪いので自分の手で解いてみる(書いてみる)ことをオススメします。

参考文献

・機械工学便覧DVD-ROM版 α5-24 2・8 理想気体